マルぴょんござる!

マルぴょん それは日本古来より伝わる伝統の味…

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2009-10-31 [ Sat ]

10月25日 日曜 AM07:45




長く薄暗い廊下を先へと進む。
時折生暖かい風が吹いては止んだ。

廊下の突き当たりを左に曲がり、目の前にある階段の頂上を見上げると彼方に四角く切り取られた青空が見える。私は階段を上がり地下鉄の駅を出でた。




見上げる木々の間から立ち並ぶ高層ビルが見える。まばゆい朝日に照らされ反射する外壁がまぶしい。私は手をかざしてそれから目を隠した。




目障りな巨大オブジェを横目に久屋大通を横切る。




名古屋の中心、ここ栄でも日曜とはいえ朝のこの時間ではさすがに人もまばらだった。
いるのは散歩の老人、通勤途中のサラリーマン、それに浮浪者。




ふと吸い込んだ空気が冷たいことに気がついた。
いつもこの通りを歩くときは、人だかりのできた後の街中の喧騒を帯びた空気しかなかった。
その空気は常にけだるさを帯び、都会特有のにおいを持っていた。タバコと、排気ガスと、捨てられた生ごみにも似たにおいとを。




日曜のこの場所にこれから数え切れないほどの人間が訪れることを思うと、彼らに先んじてここの空気が吸えたことに多少なりとも優越感を覚えた。




私は道端に座り込みタバコをふかす老人を一瞥して、彼の前を足早に通り過ぎた。
2,3歩歩いたところでさらにその私の横を車が通りすぎた。
小さな突風が巻き起こり私の鼻先にたばこの煙をかすめさせる。

不意に私は東に目をやった。
いつもなら冷たく白銀に包まれるオフィス街に今は朝霧がたちこめ、差し込む朝日が霧を黄金色に焼いている。私が家を出た時に比べ陽が上がってきた。やがてあの朝霧も消えオフィス街には冷たい白銀が戻るのだろう。人々の目覚めとともに美しい朝は死ぬのだ。




勤め先のオフィスのカギを開けドアを通り自分のデスクにつく。オフィス内は静かでまだ誰も人は来ていない。上着を脱ぎ椅子の背にかけるとコーヒーをいれた。
カップから立ち上る湯気に手をかざすと温かく心地よい。

コーヒーを一口すすりながらテレビをつける。ちょうど朝のニュースが始まったところだった。
否が応にも過ぎていく時間が、これから始まる一日の業務を頭によぎらせそれが私を憂鬱にした。
窓の外に目をやると、もうあのオフィス街をつつんでいた黄金色に焼ける朝霧は無かった。






今日もまた、一日が始まる。










私は時計を見上げ、そしてこう口にした。






























マルぴょん
「@5分でプリキュアが始まるな。アレを見ないと生きていけんわ。」















マルぴょんのハードでボイルドな一日はこうして始まるのだ。
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マルぴょん

Author:マルぴょん
■プロフィール■
主の教えこそが世界を平和に導くと信じて疑わない「マルぴょん教」の教祖にして、悪の組織ショッカーの戦闘員であるとも言われる伝説の漢である…

■所属ギルド■
エンジョイプレイRS

■ギルドにおける職位■
客員提督(ゲストアドミラル, Guest Admiral)
近年においては一般ギルド員とも言う。

■ご職業■
ウィザード

■レベル■
推定690億
(東京ドーム7個分のビタミンC)

■好きな物■
ぬくもり(あなたの)

■得意な料理■
チャーハン
ペペロンチーノ
卵納豆

■趣味■
頭突き
墓参り
回転寿司

■好きな役■
リーチ
タンヤオ
ホンイツ

■好きな待ち■
ペンチーピン

■好きな体位■
ひみつ

■熱いラーメン■
が食べたい

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